事務局だより2号

事務局だより2号

第8回全国研究交流大会へのお申し込み受付中

9月7日に理事会で11月から始まる全国研究交流大会の企画の詰めの検討が進み、開催要綱がようやく完成し、9月下旬に順次発送出来ました。

困窮者支援情報共有サイトに掲載し、オンラインで申し込みを受け付けていますが、昨年を上回るペースで次々にお申し込みいただいています。

早くも来年度の開催地のお問い合わせがも入っています。皆さん異口同音に現地に行きたいと仰っています。一堂に会して皆さんの熱気を直に感じ、触れ合って元気がもらえる形での開催を心待ちにされている気持ちが伝わってきます。

9月30日にも理事会が行われました。

社員総会について相談し、12月6日にオンラインで開催することが決まりました。他にも様々な意見交換があり、困窮者支援情報共有サイトの支援員専用ページ(https://minna-tunagaru.jp/)「ききたい・知らせたいコ―ナー」に届けられた投稿二つについても報告しました。一部紹介します。

SNS相談が必要だがセキュリティーに関係でLINE相談が開始できない。工夫点を教えて欲しい。
→ある自治体からの情報:LINE社と直接契約ではなく、システム会社によるLINEを活用した相談システムを活用中。相談者はニックネームだったり、この場限りの相談が多く、個人情報を聞かずに傾聴と提案程度で終わることが多い。

ペットを飼っている相談者が、入院や仕事などの関係で一時的にペットの世話ができない場合の「ペットの一時預かり」の仕組みを知りたい。
→北海道苫小牧市社会福祉協議会からの情報:昨年6月頃から犬猫の一時預かり事業を登録ボランティア30人程の協力で行っている。
→あるNPOからの情報:ペットのフード代、宿泊や病院代はカンパを集めたり、ペットと一緒に入れるシェルターを持っている。
→奥田代表理事より:ピースウインズジャパン(広島)が引き受けた犬の世話を、NPO抱樸が借り上げたアパートに住む単身者がお世話をするという仕組みを現在検討中である。犬の命を守り、入居者の生きがいづくりにもなる仕組みである。

引用:困窮者支援情報共有サイト

②について理事会では、ペットが大切な家族となっている困窮者も多い中でとても大切な問題であること、役員自ら一時預かりをしてきたことなど、実体験に基づく熱い意見交換となりました。