今年度は36自治体から57事業の応募があり、応募自治体の第一希望と第二希望のうち任意事業の立上げ支援について選定(45事業)しました。33名の専門スタッフにご協力いただき、自治体の希望に沿って87回(うち68回(78%)は講師が自治体を訪問して実施)実施しました。
対象の事業(テーマ)は、就労準備支援事業16自治体(未実施9、実施中7)、家計改善支援事業15自治体(未実施10、実施中5)、子どもの学習・生活支援事業1自治体、一時生活支援事業1自治体、その他制度全般等12自治体でした。
実施自治体からは、任意事業の立ち上げついての具体的な教示や助言の希望が多く、事業の在り方や支援の方法等の基本的な事項や事業の効果、予算獲得や庁内連携等、一連のノウハウについて、講師の所属する団体の実績や先進自治体の事例等をもとに実施しました。実施中の任意事業や生活困窮者自立支援事業全般の課題解決、庁内外の連携、会議体の設置などへの助言等、様々な希望があり、必要に応じて課題整理やワークショップなども交えながら、自治体の要望に沿う形で、各講師がコンサルに当たりました。